1. 会社選びはじっくりと |
同じ講座名でも、会社によってシステムや教材の内容は意外と違うもの。自分に合った会社・教材をじっくり選ぶことが肝心です。まずは数社の案内書を取り寄せて、比較検討してみよう。
比較のポイントは……、
1.教材の量と内容 2.配布の頻度 3.添削、質疑応答などサポート体制
の3点。 入学前にきちんとチェックして、自分にぴったりの会社を見つけよう。 |
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2. 仲間を作ろう |
通信教育には当然、クラスメイトというものがいません。ひたすら教材とにらめっこ…と思いがちですが、最近ではインターネットを使い自宅学習を管理・サポートしてくれるシステムを導入していたり、受講生同士が「掲示板」でコミュニケーションをはかるといったケースも。ひとりでコツコツの通信教育のイメージが変わりつつあるのです。 |
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3. 浮気をしない |
案内書やパンフレットを見ていると、あれもこれもと、やりたいものがたくさん出てきます。しかし、同時期にたくさん受講するのは「共倒れ」の危険性大。まずチャレンジしたいものに優先順位をつけて、ひとつを終わらせてから、次にチャレンジするのが基本。ひとつが修了する前に、ほかへの目移りは禁物だ。あれもこれもと手を出すより、繰り返しやることが大切。ひとつのことをじっくりと……、これは通信教育の鉄則。 |
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4. 余裕のあるスケジュールを |
テキストが届いたら、学習ガイドに沿ってスケジュールを立ててみましょう。毎日少しずつの人もいれば、休日に一気にという人もいるでしょう。一般的に、このスケジュールを立てる時がいちばん意欲が高いもの。そこで注意しておきたいのは、「1日に○ページ」「○時〜○時までが勉強時間」というように決めすぎないこと。あまりにも綿密なスケジュールは、破ってしまった時点で、やる気も失せてしまいがち。スケジュールは、あくまで目安と考えて、気楽に構えているくらいがちょうどいいのです。 |
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5. テキストは常に持ち歩く |
次はどこで勉強するかの問題。自宅の机で、と想定している人が多いと思いますが、これが案外ネックポイント。机に向かうという行為だけでも、よほど習慣になっている人でない限りとても難しいもの。そこで提案。テキストは机の上に置くべからず。常に文庫本のようにバッグの中に入れておいて、通勤や通学、待ち時間を利用して読むこと。また、自宅でも机の上にではなく、雑誌や新聞に目を通す感覚で、手に取れるようにしておくこと。いつでもどこでも自由に勉強できるというのが、通信教育の醍醐味なのだから…。 |
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6. 初回の課題はとにかく出す |
一般的な講座では、1カ月に1回の割合で添削課題というものが出されますが、かなり重要な役割をもつのが第1回目。しかし、ほとんどの人が初めての勉強に戸惑って、思うように進まなかった、というのが現状。できてないから恥ずかしいなんて考えずに、とにかく期日までに提出してしまうことが大切です。提出しさえすれば、何らかのアドバイスやコメントが返ってきます。それを参考に、次回は少し進歩すればいいのです。1回目を出しそびれると、かなりの確率で次回も出さなくなってしまうもの。とにかく、初回は必ず提出しましょう。 |